おむつなし育児のデメリット
メリットがたくさんあるおむつなし育児ですが、その一方で多少デメリットもありますので、あらかじめ知っておいた方がよいと思います。
ただ、各デメリットは後述する方法で極力解消していけると思いますので、そんなにご心配なさらず(^^)
【時間をとられる】
おむつなし育児をはじめると、1日に数回おまる(またはトイレ)に赤ちゃんを座らせることになります。(1回あたり数分程度ですが)
ただ、この時間をもったいないと捉えるか、赤ちゃんとコミュニケーションをとる大事な時間と捉えるか、は考え方次第だと思うんですよね。
せっかくの赤ちゃんと一緒に過ごす時間なので、おまるに座らせながら赤ちゃんに語りかけたり、楽しく過ごせればいいんではないかと(^_-)
また、赤ちゃんを保育園に預けている方などは、昼間おむつなし育児ができないかもしれません。(おむつなし育児に理解のある保育園なら別ですが)
それでも朝起きた時や夜寝る前などにちょっとおまるに座らせるだけでも、赤ちゃんは排泄という行為を感じ取ることができると思います。無理しない範囲で、ぜひトライしてみてください。
【冬は赤ちゃんが寒い?】
我が家の場合は、赤ちゃんが尿意・便意を感じていると思ったらすぐにおまるに座らせてあげられるように、普段ズボンは履かないでおむつ丸見えの生活をしています。(もちろん外出時・来客時は別ですが)
「でもそれじゃ冬寒いんじゃ……」と思われるかもしれませんが、冬はモコモコのレッグウォーマーを履かせたり、寝る時もスリーパーを着せたりしているので大丈夫!
また、おむつの状態が見える・脱がせやすい又割れパンツやスカートなんかもいいんでないかと思います。
お腹があったまる腹巻もいいですね!
それから、「冬に冷たいホーローおまるに座らせるのはちょっと……」とご心配の方。ネットで「おまるカバー」も購入できますし、100円ショップなどで手に入る太いヘアバンドをおまるカバーとして使うのもおすすめ。(ちなみにこのヘアバンドは赤ちゃんの腹巻としても使えるので重宝します)
上記のような方法で寒さ対策はできますので、ご心配なく☆
【周囲の理解が必要】
おむつなし育児をやりたいと思っても、パートナーや同居しているご家族の目が気になる……と心配される方もいらっしゃると思います。
うちの母も、「おむつ丸出しで赤ちゃんがかわいそうなんじゃないの?」とか「そんなとこ(おまる)でウンチさせて……。おむつでさせてあげればいいのに」とか言ってました。(孫に関しては何かしらちょっかい出さずにはいられないんですよね^^;)
でも無理もないですよね、私だって最初はおむつなし育児のことをいろいろ誤解していたし。
でも、うちの母が言ったような誤解も、おむつなし育児のことを知ってもらえれば解消できるはず。
そして、おそらく「おむつなし育児っていうのはね、こうこうで……」って本人が説明するよりも、おむつなし育児の本を一読してもらう方が効果てきめんだと思うんです。
おすすめは、ローリー・ブーケさんの「親子で楽しむ!おむつなし育児 0歳からできるナチュラル・トイレトレーニング」という本。読みやすいし、冒頭からどんどんおむつなし育児の魅力に引き込まれていくので、読んだ家族の方も納得してくれると思います。専門の方が言っていることなので説得力もありますしね。
おむつなし育児に対してあまりいい顔をしなかった家族の方も、協力的になってくれるかも(^^)
それに、結局最終的な判断をするのは赤ちゃんとパパ・ママです。自分のすることにどうぞ自信を持ってくださいね。