まずは気軽にはじめてみよう
ここでは私が実践した、ユルいおむつなし育児のはじめ方を紹介します。
「ほんとにうちの赤ちゃんは、おむつの外で排泄してくれるのかな……」と不安な方は、まずこの方法を気楽に試してみてください。
繰り返しますが、おむつなし育児だからといって、おむつをいつも外す必要はありません。
私がこれからお話しする方法は、寝起きのときだけおむつを外せばOKです!
もしこれでうまくいくようであれば、「成功率アップの方法」のページを参考にして、さらに赤ちゃんとおむつなし育児を楽しんでみるとよいのではないかと思います(^^)
※生後6か月以降の赤ちゃんは、おむつなし育児の方法も若干違ってきますので、専門の本を参考にされることをおすすめします。
(おすすめは、クリスティン・グロスローさんの「おむつなし育児―あなたにもできる赤ちゃんとのナチュラル・コミュニケーション」)
さて、最初にやることは2つだけ。「おまるを準備する」ことと、「寝起きにおまるへ座らせる」ことです。
【1.まずはおまるを用意】
赤ちゃんに排泄してもらうのはトイレでもよいのですが、おまるがあった方が便利だと個人的には思います。(首や腰がすわってない赤ちゃんを毎回トイレに連れていくのは大変だろうし)
おむつなし育児といえば「ホーローおまる(チャンバーポット)」! 赤ちゃんのおしりにぴったりフィットするし、本当に使いやすいです。
ネットの雑貨屋さんでも千円くらいで購入できるので、ぜひ使ってみてください。
(ちなみに、フタつきとフタなしが売られていますが、個人的にはフタなしでいいと思います)
おまるを買うまでいかなくて、まずはちょっと試してみるだけ……という方は、最初は洗面器などでもよいと思います。(100円ショップなどでも手に入りますヨ)
【2.寝起きに赤ちゃんをおまる(トイレ)へ座らせる】
なぜ寝起きかというと、赤ちゃんが高確率で排泄しやすいからです。(寝ている間におしっこやうんちがつくられ、たまるので)
大人でも、朝起きたらトイレに行きたいと思うでしょ?(^-^)
赤ちゃんが起きたら、「さぁ、これからおまるに座るよー」と言いながらおむつを外して、おまるにお尻がすっぽりおさまるようにします。
首や腰がすわってない赤ちゃんは、パパ・ママの腕や手でしっかり支えてあげましょう。
次に、赤ちゃんに「○○ちゃん、ここでちーちーしようね」のように、“ここで排泄するんだよ”ということを優しく語りかけてあげてください。
そして、おしっこやうんちが出たら、「ほら、ちーちーでたね。おむつの外ですると気持ちいいねぇ。」のように、“ここで排泄すると気持ちいい”ということを教えてあげましょう。
あとは、お尻を拭いて、おむつをはかせれば完了です。
おしっこやうんちが出ないからといって、長時間おまるやトイレに座らせたり、「どうして出ないの?」のように責めるのは避けましょう。(赤ちゃんがおまるやトイレに対してマイナスのイメージをもってしまうため)
数分経っても出ないようであれば、少し時間をおいてからもう一度試してみてもいいかもしれません。
また、泣いたりのけぞって嫌がるようであれば決して無理をせず、また赤ちゃんの機嫌のいいときに試してみてください。
そしてパパ・ママも、「寝起きに必ずやらなきゃ!」と無理せず、できるときマイペースにトライしてみてくださいね。(深夜に眠たい目をこすりながらやるのもつらいですもんね……)
気軽で楽しい気持ちでやることで、赤ちゃんも一緒におむつなし育児を楽しんでいけるんだと思います(^^)
以上のことを習慣にしていけば、赤ちゃんも「起きたらここで排泄するんだな」ということが分かってくるし、ママも赤ちゃんと排泄を通じてだんだんコミュニケーションがとれるようになってくるのではないかと思います。
これで「もっとおむつなし育児をやってみたい!」と思った方は、ぜひ次のステップに進んでみてください〜(^_^)/